2014年6月24日火曜日

家族との時間を大切にしたい 〜現状のワークライフバランスを考える〜

今回はちょっと真面目なテーマかもしれませんが、僕たちパパにとっては大切にしたいことですよね。

ワークライフバランスとは、「仕事と生活の調和」と訳されています。
最近しばしば聞く言葉ですが、日本では、2007年に政府、地方公共団体、経済界、労働界の合意により、「仕事と生活の調和(ワークライフ・ライフ・バランス)憲章」が策定され、以降、官民を挙げて様々な取り組みが進められています。

このテーマについては、個人の価値観によって、さまざまな考え方や見方があると思いますので、何回かに区切ってとりあげていきたいと思います。


今回は僕の考え方と日本の現状をお伝えしたいと思います。

僕は、家族との時間を大切にしたい!
特に乳幼児期には一緒にいる時間をできるだけ確保したいと考えています。
したがって、ワークライフバランスに関して国をあげて取り組むという姿勢は歓迎しているという立場です。

しかしながら、今の日本の職場の現状は、時間外労働の要請条件さえ満たせば労働時間の上限をなくすことができます。また、時間外労働の条件の一つとして残業代を支払う事が法律上必須で、これに違反すると罰則も規定されていますが、サービス残業が横行する事業所がいくつもあります。さらに休暇日数も少なめで、年次有給休暇の取得率が他先進国よりも圧倒的に低いというのが現状です。
ちなみに、男性の育児休暇取得率は2013年が2.63%と2007年の1.56%からは上昇傾向にあるとはいえ、福祉先進国の北欧諸国は80〜90%と、他先進国と比較するとまだまだ圧倒的に低くなっいます。
安倍政権は目標の一つに2020年までに男性の育児休暇取得率を13%まで引き上げる事を掲げていますが、それでもまだまだ低いような気がします。また、育児休暇を取得したくても職場でのパタハラによって取得できない男性社員も少なくないようです。

と、国の取り組みと現状がまだまだ噛み合っていない状態ですが、
最近ではメディアでも取り上げられるようになり、注目度や意識の高まりが見られてきています。

次回以降は、育児に積極参加するためにはどのようにすればよいかや、ワークライフバランスに関する取り組みなどを取り上げていきたいと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿